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小学1〜3年コース 算数

算数〜試行錯誤の楽しさを知る〜

低学年時の算数教育において、私たちは算数の楽しさこそがすべてと考えています。

 

理数系教科の本質は、効率のよい試行錯誤を目指すことです。そして自分の力で答を出したときの満足感・爽快感を低学年のうちに味わってもらいたいのです。 そのためには試行錯誤を楽しいと思えなければなりません。ミスリードすると子供たちのモチベーションをあっという間に奪いかねません。

 

エルカミノでは、低学年でありながら本質を踏まえつつ、算数を楽しめるような授業を目指しています。

 

本心から楽しいと思うこと

低学年に限らず、"算数を楽しめる"ことが大切です。楽しければ好きになり、好きになれば上達するという、シンプルな論法です。あたり前と言われようともこれが事実です。

 

−−算数の楽しさをどうすれば伝えられるか−−。

 

その答えは、"自分で攻略法を見つけられる力"、"その方法を運用する力"の2つにあります。

 

テキストに載っている解き方をなぞるような学習を面白いと思う子はいません。まるでゲームを楽しむように自分で解法を探し、それを応用できれば、算数を楽しく感じることができるのではないでしょうか。

 

自分の力で工夫する

算数や数学は自分で工夫することが楽しい科目です。中学入試に出てくる問題の多くにも工夫が求められていますが、解くためには工夫以前に覚えなければならないことが多く、雑多な反復演習ばかりになってしまいます。

 

楽しくなる前に嫌いになってしまっては意味がありません。低学年時の頭が柔らかいうちに、ルールの少ない教材で、たっぷりと工夫を凝らす練習をするべきなのです。

 

 

一つのことを長時間考える習慣

理数系の学問は熟慮を重ねることが基本です。低学年のうちに思考する訓練をつけておかないと、「解き方がわからなければすぐに諦めてしまう子」になってしまいます。そんな問題がいくつも続けば楽しいどころか嫌いになってしまいます。

 

苦しみながらも自力で展望を開き正解を導く。こうした成功体験こそが理数系学問の楽しさなのです。

思考力を伸ばすオリジナルのパズル教材

エルカミノでは低学年向けの算数教材にパズル学習を採用しています。 パズルといっても単に子供たちの興味を引く、楽しいだけのパズルではありません。これらは中学入試問題を研究し、当塾が練り上げたオリジナルのパズル群。 難しく思える入試問題の基本構造を学ぶことができる、特別なパズル問題です。

 

似たものを認識する力

初めて見る問題でも、実はよく知ってる問題と同じ構造であることがほとんどです。大切なのは「あの問題と根底は同じだ」と見抜く力。こうした練習をせず、条件の複雑な入試問題でそれを見抜くのは至難の業です。パズルは文章題ベースの入試問題と異なり、視覚的に同じ構造の問題を認識できるという特徴があります。

 

 

解くための道具を適切に選ぶ能力

算数には、複数の解法で解ける問題が多くあります。単に答を出すだけならば、どれかひとつの解法を理解していればよいですが、中学入試に対応する力を身につけるためには、さまざまな解法をマスターし、問題によって適切に使い分けていく能力が必要なのです。

 

パズル問題のメリットは、自分なりの解法がどんどん得られること。

−−別の解法を使えばもっと早く、もっと簡単に解けたはずだった−−。

このように悔しがれる子供が高学年になって伸びていくのです。

 

 

解けないことに慣れる力

決まった解き方で「やればできる」問題ばかりをこなしてきた子供は、いざ難問が目の前に出てくると手も足も出なくなってしまいます。そして解けないことに苛立ち、思考を停止させてしまいます。

 

これは解けない問題に慣れていない、真正面から向かうことしか知らないからです。違う角度から問題を見たり、別の解法で解いてみるなど、落ち着いて粘り強く戦略を練る姿勢は低学年のうちに身につけておきたい基本スキルです。

 

パズル問題のメリットは子供自身が正解か不正解か確認できること(パズルの多くは解き方を間違えると答が出ないものです)。そのままでは解けないことを冷静に受け止め、自分で間違いに気づく力、適切な場所まで戻ってやり直す力が得られます。

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※教材サンプルはこちら(クリックで拡大)

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